つるのあるクライミングローズ

つるのある「クライミングローズ」はどんなバラ?

典型的なつる性バラは、「クライミング」、「ランブラー」、「シュラブ」の3系統に大きく分類されています。その中のひとつであるクライミングローズは、3系統の中で最もつるバラらしい系統と言えるでしょう。

つるのあるクライミングローズ

品種の数も多く、さまざまな交配が行われているため、異なる性質の品種が豊富にあります。クライミングローズは、主にはじめからつる性バラとして作出された品種と、フロリバンダ系統の品種やハイブリッドティー系統品種などの突然変異でつる性になった品種の2種類に大きく分かれています。

そのため、伸張力は強く、枝が曲がりにくい品種が多いのが特徴的です。オールドローズよりも枝が伸びやすいので、その性質を理解した上で、適した場所を選ぶ必要があると言えるでしょう。

植栽場所を選ぶクライミングローズ

クライミングローズを植栽する際には、その品種の伸張力、枝の太さ、花付きの良さ、花茎の長さの4点を踏まえて選ぶことが重要です。クライミングローズにはたくさんの品種がありますが、その中でも最も扱いやすいと言われている品種は、花付きがよくて枝が柔らかい性質を備えている品種と言われています。

なぜなら、花付きがよければ、風景が作りやすく、ステキなお庭や外観を作ることができるからです。クライミングローズの特徴は何といっても、伸びてきた枝いっぱいにお花が咲くことです。是非、花付きが良い品種を長い期間楽しみましょう。

人気のクライミングローズの品種とは?

多くの方から親しまれているクライミングローズの品種には、次のようなものが挙げられます。

真っ白で波打つ花弁がとても美しく気品があり、棘がない「つるサマースノー」、満開時は周囲を圧倒させるほど見事な花を咲かせ、葉も半光沢があって美しい「つるアイスバーグ」、上品なピンク色で香りが高く、光沢のある葉と赤みがかった枝をもつ「フランソワ・ジュランビル」があります。

また、花は乳白色で中心に淡く黄色がかったロゼット咲きで、ティー香りがある「アルベリック・バルビエー」、ピンク色のカップ咲きが可愛らしく、返り咲きで晩秋まで楽しめる「ペーター・ロセガー」、白地におしべの黄色が目立ち、枝が横に伸びる「シティー・オブ・ニューヨーク」も忘れてはならない品種です。

さらに、クリーム色から白へと色が変わっていく半八重咲の大咲きをし、葉も明るい光沢葉で美しい「リッキー・ファンド」、そして、豪華な大輪咲きで幾重にも重なる花弁とピンクと白の掛け合いがとても上品なクライミングローズの定番「ピエール・ド・ロンサール」などもクライミングローズに含まれます。