イングリッシュローズ

イングリッシュローズとは?

イングリッシュローズは、イギリス人のバラ育苗家 ディビッド・オースティン氏が作りだしたバラの品種群もしくはブランド名で、1970年代になって有名になり始めました。

したがって、バラの品種の中でも、比較的新しい種類のバラと言えるでしょう。イングリッシュローズは、オールドローズとモダン・ハイブリッド・ティ、およびフロリバンダを組み合わせることで誕生しました。

イングリッシュローズ

オールドローズの丸みのある花姿とバリエーションのある花の咲き方、四季咲き性などのメリットをすべて引き継いでいるため、”究極のバラ”として、世界中で親しまれています。

イングリッシュローズの特徴

イングリッシュローズは、オールドローズの咲き方と似ているため、見分けがつきにくいこともあります。咲き方の基本は4つで「クォーターロゼット咲き」、「ディープカップ咲き」、「オープンカップ咲」、そして「ポンポン咲き」を基本形とし、さらに無数のバリエーションの咲き方があります。

生育がよいこともイングリッシュローズの特徴で、120~150㎝ほどの高さにまで成長します。丈夫で香り高く、病気に強いので、比較的育てやすいと言えるでしょう。イングリッシュローズは花だけでなく、葉の茂みを楽しむこともできます。

特に開花する前の若い葉は美しく茂るので一番美しく見えるでしょう。そして、何よりも魅力的なのが、香りです。美しいオールドローズの香りだけでなく、ティーローズ、ムスクローズ、ミルラ、フルーツの香りなど、多くの種類の香りを楽しめるのはイングリッシュローズの最大の魅力と言えます。

芳香な香りが楽しめる人気の品種とは?

オールドローズ香が楽しめるの品種の代表として、ダマスク香がベースで甘くて濃厚な香りの「ガートールード・ジエキル」、育てやすい「ハーロウ・カー」、藤色がかった色が珍しい「ヤング・リシダス」などがあります。

爽やかで優雅な香りを兼ね備えたティーローズ香の品種には、つるバラとしても楽しめる「ゴールデン・セレブレーション」、紅茶の香りからレモンのような香り、フルーティーな香りへと変化している「プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント」、世界バラ会議堂々入りの「グラハム・トーマス」などが代表として挙げられます。

ミルラ香の代表品種には、つるバラとしても使える「クレア・オースチン」、コンパクトに剪定すると返り先をよく繰り返す「セプタード・アイル」などがあります。