フレンチローズ

フレンチローズとは?

フレンチローズは、オールドローズに花形と香りと、モダンローズの四季咲き性と豊富なカラーが組み合わさったバラです。つまり、フレンチローズは、イングリッシュローズ毛糸ほぼ同じ特徴を備えています。

スプレイ系のバラ

イングリッシュローズが人気となっていた1970年頃、フランスにもフランスの育種家によりバラの改良が行われており、1980年代に入ってからバラの総称としてフレンチローズと呼ばれています。フレンチローズとイングリッシュローズの大きな違いは何でしょうか?

それはイングリッシュローズはオースチン社が作出しているバラで、フレンチローズはフランスの育種関係者であるメイアン、ゴジャール、デルバール、ギユーなどが作出しているということです。

フレンチローズは、交配親にイングリッシュローズを使ったり、独自のこだわりの交配をすることで、イングリッシュローズよりもバリエーションが豊富にある種類と言えるでしょう。また、現代のバラらしく、ゴージャスで香り高い品種が多いのもフレンチローズの特徴となっています。

イングリッシュローズよりも育てやすいフレンチローズ

イングリッシュローズはシュラブ系、つまり半つる株が多いですが、フレンチローズは横張りをする品種が多くあります。また、株がしっかりして、葉が肉厚なので、初心者の方でも育てやすい種類として人気があります。

人気のフレンチローズの品種とは?

フレンチローズの人気の品種には次のようなものが挙げられます。

淡いアプリコットピンク色をし中輪カップ咲きをする「ブリーズ」、白色からブラッシュピンク色に花で2~3cmに花をポンポンと咲かせドーム型の樹形に育つ「ブランシュ・カスカード」、鮮やかなオレンジと黄色のグラデーションで独特な華やかさで香りも芳香な「ラ・パリジェンヌ」はその一つです。

また、オレンジ色でやや小さめの中輪で房咲きをする四季咲き性の「ラ・ドルチェ・ヴィータ」、薄紫色の上品な色で高芯咲きをし、多くの賞を獲得している「ローズ・シナクティフ」、濃赤紫の花弁に時々白色が加わり、カップ咲きから平咲きへと変化が楽しめる「ミステリューズ」なども代表的な品種です。

そして、ピンク色に深いルージュの縞が入り、エレガントなセミダブルの花を咲かせる「エドガー・ドガ」、ピンクに淡いオレンジイエローの絞りが入ったロゼット咲きの大輪を咲かせ、スパイシーでフルーティーの混ざる香りがする「クロード・モネ」も忘れてはいけない存在です。

さらに、深い緑色の葉に、ピンク色のグラデーションがよく映え、スパイシーな香りが楽しめる「シャンテ・ロゼ・ミサト」、明るいピンクの大輪カップ咲きからロゼット咲きをする「フラゴナール」などもフレンチローズの人気の品種として挙げられます。