オールドローズ

オールドローズとは?

オールドローズは、その名前の通り、1800年代の原種のバラが祖となっている古いバラの総称として呼ばれています。ヨーロッパで何度も改良が行われたので、オールドローズにはたくさんの系統があります。

オールドローズ

それには白バラの祖「アルバ系統」、赤バラの祖「ガルカ系統」、バラの香りの代表・ダマスク香の祖「ダマスク系統」、薄い花びらが特徴的な「ケンティフォリア系統」、そして、ガクや花柄に細かい棘がある「ケンティフォリア系統の変異種モス系統」の4つに大きく分けられています。(ケンティフォリア系統と変異種モス系統は2つで1つの系統になっています。)

この4つの系統は、オールドローズの基本4種と呼ばれており、オールドローズの中でも特に古い歴史をもつバラの品種となっています。

中国原産のバラとヨーロッパ原産のバラの関係

19世紀初頭、中国原産の4種類のバラがヨーロッパにわたりました。それは「ロサ・キネンシス系統」のバラで、スレイターズ・クリムソン・チャイナと、パーソンズ・ピンクチャイナの2種類です。交配することで四季咲き性と木立性(ブッシュ)樹形が誕生しました。

また「ロサ・ギガンティア系統」のヒュームズブラッシュ・ティー・センティッド・チャイナと、パークスイエロー・ティー・センティッド・チャイナの2種類もヨーロッパに渡り、交配されることでティー香と花びらの咲きが咲き返るバラが生まれました。

このように中国のバラとヨーロッパのバラを交配したため、オールドローズ系統のバラがいくつも生まれ、たくさんの品種が現在に至っています。

オールドローズの定番人気の品種とは?

つる性のバラが初心者の方には、オールドローズの一季咲き品種がおススメです。

たとえば棘がほとんどなくて花付きがよい「カーディナル・ド・リシュリュー」、香りがとてもよくピンク色が美しい「デュセス・ダングレーム」、耐寒性が高く成育がよい「アンリ・マルタン」、シックな栗赤色の色彩が魅力的な「キャプテン・ジョン・イングラム」などがあります。

また、秋まで返り咲くおすすめの品種は、ダマスクの芳香が魅力的な「ラ・レーヌ・ビクトリア」、アーチ向きで淡いピンクが美しい「ブラッシュ・ノアゼット」、クリーム黄色にピンク色のぼかしが特徴的でティの芳香がする「セリーヌ・フォレスティエ」、白の小輪花が大きな房となって咲く「ムーンライト」が代表として挙げられます。